韃靼勝敗記［海外路巷説］★ゆうパック着払い 【判型】大本5巻5冊。縦253粍。 【作者】墨堤舎編・附言。 【年代等】江戸末期刊。［江戸カ］墨堤舎板。 【備考】分類「読本」。韃靼（清）と明国との戦争記で、清が興って北京を掠い明を亡すに到る記事で多くの図を挿入して居る。此書は其当時可成り広く読まれたもので、海外新話と同一系統のものである（神戸大学図書館HP参照）。1巻は「韃靼地名の事」「韃靼勢黒龍城を攻る事」の2章と「喀爾喀（カルカス）城中評定の図」ほか挿絵、2巻は「喀爾喀王■（口+麻）辣抜児（マラバル）を招く事」「黒龍落城の事」「艾丹（ガイタン）城攻北京（ホクキン）勢後詰の事」の3章と「■（口+麻）辣抜児（マラバル）喀爾喀王の陣に来る図」等の挿絵、3巻は「艾丹落城の事」「北京、英吉利へ加勢を乞ふ事」「趙元宗、南京を攻る事」「英吉利勢、黄河口に寄る事」の4章と「孟仲良血戦討死の図」等の挿絵、4巻は「李氏謀を授けて山西勢を悩す事」「英吉利勢、再び敗軍の事」「忠孝両全復讐の事」の3章と「後明勢、奇計を以て清の大軍を悩す図」等の挿絵、5巻は「単毅得敵討并に寧古塔落城の事」「韃靼、喀爾喀王、後明に一味合体の事」の2章と「鳳凰山の麓にて韃清対陣の図」等の挿絵を収録する。 ★原装・題簽付（摩滅）・状態良好（表紙やや疲れ）。口絵淡彩刷り。記名・蔵書印あり。【参考価格（初出品時の相場です）：日本の古本屋で、28,000円（虫損）～105,840円】。