商品のサイズ 38.5×50cm 「おおらか」な手作業は 四辺の歪みに現れるようです。 よって、上記の数値は、おおまかな判断資料としてご承知おきください。 片辺の長い長方形です。 ある資料には 『アフリカの草ビロード　クバ族の精霊布』 のタイトルで紹介されています。 初めての出会いから 不思議な魅力に囚われ 当時(30数年前)、何冊かの本を買ったものです。 「何なんだろう　いったい何なの？」と。 今回出品するにあたり 読み直してみると 『クバ王国に属するシヨワ族の精霊布』が どうも正しいようです。 クバのラフィア繊維の布には アップリケ技法の布 パイルカット技法の布 タイアンドダイ技法の布 が有り 部族固有の布を作るのだそうです。 『精霊布』とありますが 己の死体を包む為に無心に織り 刺繍を刺す手に丹精を注ぎます。 どれだけ多くの「布」に包まれて逝くかが 彼らの葬儀の また 彼らの人生のメインテーマになります。 どの写真を「遺影」にするか？ ではないのですね。 ★ 草ビロードに関心、興味のある方が、閲覧してくださっていると思われます。ありがとうございます。 詳しい方に是非お聞きしたいのです 草ビロードの「用途」です。 葬儀の際の精霊布とは言っても、 身体一体を包むには小さい。 疑問が解けないでいます。 我々の草ビロードの用途は概ね分かります 食器の如く装飾を施した便器がひと頃 花器として人気がありました。 用途はアイデア次第ということはわきまえているのですが。 どなたか、教えてくださいませんでしょうか。★ ラフィア椰子はマダガスカルが原産ですが アフリカ中央部から西アフリカ地域に分布し 若葉の裏を剥いで繊維にし 紐、籠、布等の材料として広く使われています。 昨今、ラフィア椰子素材は高級で洗練された帽子やバッグの製品となり、夏のアイテムとして流通しています。 クバ王国の草ビロードは 精神世界との共鳴と連携 生と死を同等に祝す 原始宗教の経典のよう。 おおらかな大地に打楽器の渇いた音が聞こえてくるように。